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ビートルズとギター。
私は小学生の頃、音楽の授業が大嫌いでした。
先生がピアノに座って伴奏し、同級生皆んなが合唱。
クラシック音楽を無理矢理聞かされ、「この場面は、どうですか?」と何を言ってるのか理解に苦しむ先生の言葉…
歌いたくもない童謡なんかを声高々と全員が歌う。
ある時、先生が楽譜、要はオタマジャクシを教えたらしいのですが、全く聞いていなかった私は、「さあ作曲しましょう」という先生の言葉に???
と頭の中が真っ白になりました。
皆んな何か五線譜に書いてるし、困ったな〜と思いながら、「いいや、適当にオタマジャクシ並べとこ〜」とめちゃくちゃに書いて提出しました。
当然、ペケペケの☓。
他にも、音楽の授業中に大騒ぎして、先生に廊下に摘み出されゲンコツを貰ったこともありました。
そんな私が、今では音楽無しではどうにもならない様になっていますから不思議なもんですね〜。
きっかけは、やっぱりビートルズ。
中でも私の心を鷲掴みにして未だ離してくれないロックンロールです。
ポールの心臓の鼓動は8ビートで動いてる!
という雑誌の表題は今でも名文句だと思います。
アイソーハースタンデイングゼアのベースラインは、とてつもなくカッコいい。
歌詞がどうこう言う前にレコード針を落としてジージーという雑音から突然 ワン・ツー・スリーフォーと始まるあの歌は、当時これが音楽なの?
と、あまりにも音楽の授業とはかけ離れたサウンドに一瞬でノックアウトされてしまいました。
それ以外は全く興味無し。