雪国
私が住んでいる所は、雪がほとんど降りません。
ひと冬に1度か2度降れば大騒ぎです。
それでも念の為スタッドレスタイヤに履き替えています。
積雪も10cm降れば大雪着雪注意報が出ます。
雪国の人から見れば、笑われてしまいますがそれほど雪には馴れていないということなんですね。
友人が、日本有数の積雪量の地域に住んでいます。
冬になると、電車も時々止まってしまうそうです。
だから、思うように会うことができません。
冬の間。
春になって雪解けになればまた思うように会える。
私の今まで生きてきた感覚では、とても想像出来ません。
クルマには、常にスコップと長靴は必ず積んでおくと言ってます。
クルマの底が雪で上がってしまい、タイヤが空転する、いわゆる亀状態になった時、脱出するための道具だそうです。
毎朝、家のドアの前を雪かきしないと出入りが大変なことになり、仕事から帰ってドアの前の雪かきをしないと家に入れない。
私からすれば、大変な肉体労働を強いられているように思いますが、当の本人は生まれたときから、あたりまえのことだから…
と、何事も無いように話します。
住んでいる地域でこんなにも生活環境が違うこと、会いたい時にいつでも会えるのが当然だと思っていること…
本当は限りなくありがたい事なんだとつくづく思います。
会いたい時に会えないとなると、想いは募るものですね。