orengenoteの日記

音楽と人生について気ままに書いてます。

ギター初心者に捧ぐ(音楽を始めたきっかけについて)

黒人ブルースがなぜか心に染みる。

上手く表現できないけれど、例えて言うなら「笑いながら泣く」かな・・・・。

また「泣きながら笑う」かもしれない。

どちらにせよ心、気持ちを音楽で表現しようとしたら、こうなった。

的な響きだと思っています。

私がギターを弾き始めたきっかけは、やっぱりビートルズ

 

中学生の頃、同級生がカーペンターズビートルズの話を夢中でしていたのを聞きながら、どんなに良いのかと興味を持ったのがビートルズを聞くきっかけでした。

当時、レコード店へ行ってLET IT BEのアルバムを買い、さっそく自宅へ帰ってステレオの前へ。

それまでいつも聞いていた歌謡曲のレコードを脇に置き、レコードを回転台の上にのせワクワクしながら針を落としました。

TWO OF USだったかな。一曲目は、聞きながら何だかな~と、どんどん聞いていきました。当然、LET IT BEも聞き確かに良い曲だとは思いましたが、どこな満足できない。GET BACKを聞いてまあまあか・・・。そんな感じでした。このアルバムは。

 

でも、同級生があれだけ熱弁をふるうバンドだから、何かもっと刺激的なグッドフィーリングがあるはずだ!と、LET IT BEのアルバムを眺めていたら、LPジャケットの端にあるタスキにビートルズのアルバムは13枚あることを知りました。

 

 なんだ、俺は一番最後のアルバムを最初に買っていたのか~と、じゃあ、最初から聞こう・・・・思い直しデビューアルバムPlease Please Meから聞こうと日を改めてレコード店へ。

 しかし、ここが天邪鬼のわたし、ついついレコードジャケットに惹かれ2枚目のWith The Beatlesを買っていました。

 

早速家に帰りレコードに針を落としまし。

一曲目 It Wo’nt Be Long が流れた瞬間、これだ!!ともうこれ以降ビートルズにハマりまくりました。

 

13枚のアルバムすべて聞き、ジャケットに入っていた歌詞カードと一緒に何回大声で歌ったか。

 

さすがに暗記しますよね。

 

これがギターを弾くきっかけになりました。

中学3年の時はさすがに受験勉強があり、ギターはおあずけだったけれど、高校入学と当時に親にねだってアコギ手にしました。

ヤマハのFG201。

どれがいいのか全く分からないから、楽器店で一番最初にめについた天井からぶら下がっていたギター。

当時20,000円。

 

それ以来夢中で引きました。

教則本も今のように充実したものはあったのかどうか・・・。

とりあえず、コードの押さえ方から、バラが咲いたを弾きました。

途中Fコードが出てくるんですが、音がなかなか鳴らない。

大概の友達はここで諦めるけれど、わたしは全く記憶にないくらい苦労が苦労でなかった。ただ、楽しくて。

知らないうちに弾けていました。

綺麗な音がでるようになって。

 

 

 ギターを弾き始めた頃、歌謡曲や懐メロばかり弾いていました。

これはこれで確かに練習としては良かったとおもいます。

循環コードというものを覚え、ヒット曲する曲のコード進行等大変勉強になりました。

 

いつも感じていたのは、結局音楽で自分を表現したい。ということでした。

音楽は素直で正直だと思います。

歌詞は別にして、メロディだけは嘘がつけないから。

 

空間を伝わって耳に聞こえる音。

それを感じるのは心。

時には言葉以上の伝達手段になります。

 

寂しい、悲しい、また、楽しい心躍る、そんな気持ちをじかに感じてしまう。

それが音楽。

読んで字の如く。音を楽しむ。

これ以上はありえません。

 

少年時代から音楽に影響を受けたからか、とてもピュアな気持ちを未だに持ち続けています。

なぜ、働く、なぜ、好きでもないことに大切な人生の時間を費やさなければならない。

なぜ、生きる。

沸々と湧いてくるこの気持ちは抑えようとしても抑えきれない。