上越 高田 長靴と他の人
上越高田インターまで軽快にクルマを走らせ、インターをおりる。
妙高高原までの見慣れない積雪を見てきた私には、あれ?といった少し驚いた気持ちになりました。
やっぱり妙高高原は、上越に比べればとても積雪があったので、上越の市街地の雪が少なく見えたのです。
それでも、私が住んでいる他県では、大雪注意報が発令されるレベルです。
慎重に慎重にクルマを運転して、彼女の家に向かいます。
やはり、驚いたことに私が車を走らせている大通りには、除雪した後の雪が高く塀のようになっています。
横道への入口がどこにあるのか、地元民ではない私にはとても分かりづらく、慎重な運転が更に慎重になります。
やっと彼女の家へ向う横道を見つけて入っていきます。
除雪のため、ここ上越では側溝が広くなお且つ側溝の蓋はありません。
私は側溝に落ちないように気をつけながらクルマを走らせ彼女の家の前に着きました。
通りにも雪はあり、彼女の家の前の駐車場へクルマを入れておかないと、通行の邪魔になります。
慌てて駐車場へクルマを入れようとしましたが、駐車場には雪が…
とこまでが駐車場でとこまでが側溝なのか分かりません。
クルマから降りて慎重に雪を踏みしめながら、境を確認してクルマを駐車しました。
彼女は、危ないから絶対上越に来ちゃダメだと私に言っていました。
起こるかな?
一抹の不安を感じながら、彼女へライン。
ごめんねと。
彼女は午前中は仕事だと言っていたので、今12時過ぎだから、もうすぐ帰ってくるだろう…。
不安と彼女に会える喜びと複雑な気持ちで、クルマの中で彼女を待ちました。
少しすると、人がこちらに歩いてくるのが見えました。
防寒着に長靴。
最初分かりませんでしたが、紛れもない彼女でした。
10メートルくらいまで来た時、私はクルマか降りて彼女を診ました。
彼女も気が付いたようです。
どんどん近づいてきて、え〜来たの〜と言い、続けて、絶対地元の人じゃない人がいると思った〜と言いました。
その顔は笑顔でしたので、怒っている様子ではないことに私は安心しましたが、
???
なんで、なにが?
彼女に聞きました。
どうして地元の人じゃないってわかるの?
だって、ありえない靴だもん。
と言われました。
???
私には理解できませんでした。
だって、地元の人は全員長靴はいてるから。
そんなスニーカー、それも布のスニーカー履いてる人誰もいない
散々笑われ、私もつい笑っていました。
雪国には、長靴が絶対なんですね