orengenoteの日記

音楽と人生について気ままに書いてます。

やりたいことをやる。

やりたいことをやる!

子供の頃、同級生みんなが野球が好きだと口を揃えて言っていました。

私の子供の頃は王選手が第何号ホームランを打っただとかなんとかで、とても盛り上がっていました。

 

私はというと、全く興味がありませんでした。

テレビで野球中継を見た記憶もないし、王選手がどうなろうと、どうでもいいことでした。

 

ただね、同級生と学校への生き帰りやなんかで、そういった話ばかりで盛り上がっている時に知らん顔してるのも何だか置いていかれているようで、少しは興味を持とうと努力してみました。

だけど、嫌なことは努力しない性格だったので、いつまでたっても野球について何も知らない子供でした。

 

小学生の野球チームにみんな参加していたので、内心嫌で仕方なかったけれど、私も参加しました。

当然万年補欠です。

だってヤル気がなんですから。

 

当然ルールなんて全く知りません。また、知ろうとも思いません。

監督は学校の先生でした。

私は体格だけはとても良いので、見た目はとても良い選手になれそうでしたが、見かけ倒しです。

万年補欠でしたが、先生も見るに見かねてたまに代打で出場させられることもありました。

 

内心嫌でしかたなかったけれど、仕方ない代打で出ました。

サインというものがあり、何だか帽子を触ったらどうの、胸で何かしたらどうのとかいう決まりがあるのです。

 

試合が始まる前に先生から説明されるんですが、全く覚える気もありませんでしたから、代打で出場する時も監督である先生を見ると、何かサインを出しています。

 

なにやってんだ?くらいにしか思えず、全て無視です。

 

何でもいいから取り敢えずバットを振り回し、三振して引き上げるだけでした。

 

早朝の練習も放課後の練習も出たくない。

 

この頃、人と合わせることが一番大切だと思い込んでいたんですね。

嫌々練習に参加したりしていましたから。

中学生になって部活動をどうしてもしなければならなかったので、やりたい部活が無い。

仕方なく、小学生の頃から続き野球部に参加しました。

これもまた、当然万年補欠。

 

私は気が付いたんです。

運動が嫌いだということを。

 

中学2年で野球部を止めました。

その頃私の中学校でブラスバンド部ができたんです。

参加しました。

楽しくて仕方ない。

 

自分から練習したいという気持ちに初めてなりました。

この時まだ音楽が好きだということに気が付いていませんでしたが、心が喜ぶ感じを始めて知りました。

 

そして、ビートルズと出会い今に至るのですが、自分がやりたいことをすることが一番大切だということ。

十人十色、人それぞれみんな違うんです。

 

なぜ、みんな右と言えば右、左と言えば左に流されるのか・・・・

なぜ、流行だからと同じ行動をするのか・・・・

 

私は子供の頃から常に疑問に思っていました。

 

今振り返ってみても、他人軸、自分軸として考えると他人と比較することの無意味さをつくづく感じます。

自分は自分でいいじゃないか。

だって、自分は他人ではないのですから。