orengenoteの日記

音楽と人生について気ままに書いてます。

ポジティブだね。
たまに言われることがあります。

思考は現実化する。

その通りなんです。

これも人生はコントロール出来ないという話に全て繋がることなんです。

例えば、これまでギターはいつも弾いていましたが、キーボードを真剣に弾きたいとは思いませんでした。

ある時、『ピアノを弾いています。』と言う女性がいました。案の定クラシックピアノを子供の頃から弾いているという定番の女性です。

これまで家にあるピアノを一人で弾いてきた。

「どんな音楽がすきなの?」と私が聞いてみると、ジャズが好きだと言います。

私もジャズをバンドで演奏してみたいと思っていたので、バンドでキーボード弾かない?と聞いてみました。

まさか、そんなことを言われたるとは思っていなかったのでしょう。
彼女は最初びっくりしてました。

でも、何度か音楽の話や私のバンド活動の様子を話ていくうちに、『ぜひ演奏してみたいです。』と言うようになりました。

課題曲として、私のバンドでコピーすることになったビートルズのDo´t let me down を練習してみたら。と提案しました。

多分にもれず、彼女はコードというものを知りませんでした。

私はコードしか知りませんが。(笑)

彼女にはドレミファソラシドの和音のことだと説明しました。
コードが分かれば大体演奏できると。

彼女は家で練習したんでしょう。

突然『バンド練習見てみたいなことのですが。』
と連絡があり、私達の練習を見せました。

それきり、連絡が途絶え今にいたります。

私も少し落ち込みました。
でも来るものは拒まず、去るものは追わず、をモットーに、くよくよしてても仕方ない。

「誰もキーボード弾かないのなら、私が弾こう。」と思い立ち、直ぐ中古キーボードを買い込んで弾きはじめることになりました。

一日も休むことなく。
決して嫌ではなく、根性や忍耐でもありません。
好きなんです。

ここで人生はコントロールできないという話に戻るんですが。

今、私はキーボードを自分の意思で弾いていると思っていましたが、

やっぱり、音色は素晴らしいですね。

 ここで最初の人生はコントロールできないという話に戻るんですが、


彼女が音信不通にならなければ
私はキーボードを弾いていません。

何を言いたいのかというと、全ては最初から決まっていたということなんです。

私は、今までこれっぽちもキーボードを弾きたいとは思いませんでした。

全て始めから決まっていて、偶然、たまたまではなかったということを、私というエゴがたまたまと錯覚しているだけなんです。

だから今できることを、目の前の現象に精一杯対応する。

これがポジティブに見えるんでしょうね。