たばこと・・・
人生の岐路や凹んだ時期は何度もありました。
悩み苦しみどうしたら良いのかさえ分からず、自分の存在価値と意義を見出せず、悶々とした日々を過ごしていた時。
いつも片手に「たばこ」がありました。
私にとって「たばこ」は切っても切れない存在でした。
私が大学生の時代は先輩、同級生、後輩ほぼ100%に近い人達が「たばこ」を吸っていました。
電車を降りて大学へ向かう道すがら、大抵の学生は皆歩きながら「たばこ」を吸っていました。
それが当たり前でした。
就職して仕事中デスクワークの最中も机には灰皿が常にありました。
お客さんと「たばこ」を吸いながら雑談したことは数えきれないくらいでした。
家に帰っても家の中で「たばこ」を吸うのは当たり前。
誰も文句は言いませんでした。
それが、今の嫌煙ブーム。
いえ、不平不満を言うつもりはありません。
ただ、私は「たばこ」は自由の象徴だと思っています。
今の時代テレビを点ければグルメだ美味しい店だ、他人を虐めて笑わせる芸人等が頻繁に出演し、ニュースを見れば、どこそこでこんなに悲惨な出来事があった。
どこそこの誰はこんなことをしている。
と、暗い話題ばかりで見るに堪えないと私は感じていました。
今は、インターネットとSNSの普及により、より個人が好き勝手に情報を発信できる時代となって、様々な情報、メディがを介していない情報を入手することができます。
私達は、その情報を取捨選択し、自由に見ることができるため、何が本当で何が嘘あるいは脚色を加えているのかなど、各自それぞれが個別に判断することができます。
その情報を基に「たばこ」の害について調べていくと、大衆意識が社会現象となって風評という形で「たばこ」を悪と決めつけているように私は感じました。
煙が嫌。
煙の臭いが嫌。
日本人の「たばこ」文化としての歴史が約450年として、これまでどれだけの人が
「たばこ」を吸ったことから早死にしたのか・・・。
「たばこ」を吸いながら100歳を超える人が何人したか。
右向け右の大衆意識が、マスメディアの扇動により皆が同じ意識を持つことの恐怖心。
嘘情報を信じることから最近の「トイレットぺーパー騒動」
いったい、どうなっているんでしょう。
マスクを求めて取っ組み合いの喧嘩。
「たばこ」を吸う人は近寄らないで!
こう言われた時の喫煙者の気持は、ただただ淋しい限りです。