丸い助け合いの社会へ
随分世の中が変化したな〜ってつくづく思います。
高度経済成長時代を子供の頃過ごしバブル時代に就職し、様々な経験を通して言えることは、心の余裕が無くなってきているということです。
私が子供の頃は、確かに今のように便利ではありませんでしたし、貧しかった。
ケーキは、一年に一度クリスマスのときだけ。それもバターケーキ。
でも美味しかった。
今のようにグルメなんて言葉は聞いたこともない。
テレビは白黒。
カラーテレビが家に来て、感動したものです。
バブル時代は、何もしなくても給料はどんと上昇し、このままずっと続くものだと思っていました。
家には、誰かが必ずいて、お正月は餅つき、節分は豆まき、季節の行事を必ずしていました。
親戚一同が集まって、とても賑やかでした。
家族の絆はどこの家庭でもあったとおもいます。
今は便利で何もかも手に入る時代ですが、最初に書いた通り、心がいつも満たされていないように感じます。
私達の本質は心だと思っています。
何かを欲しがるのも心を満たしたいから。
本当はみんな楽しく笑って暮らせるはずなのに、助け合う大家族を敵視させられて、ギスギスした個人主義が素晴らしいと洗脳されてしまった。
介護施設が大流行の世の中じゃなく、
丸い助け合いの世の中を本当は守らないといけないとつくづく、つくづく思います。