ギターも人を選ぶ
ギターに囲まれていると色んなことを考えさせてくれます。
ただただ自分にとって良い音が欲しくて、自分にとって弾きやすいギターが欲しくて、あちこち弄り回してしまいました。
それで、最終的に気が付くことは、オリジナルが一番良いということ。
メーカーが苦心して作り上げたギターは、細々したパーツはコストの面で仕方ないとしても、全体のバランスからみたら、最適な状態で出荷しています。
私の個人的な感想ですが、あくまでアメリカ製や日本製などのメーカーですが。
音楽が好きでギターを良い音で鳴らしたいと思う人の気持ちがあれば、おのずと素晴らしいギターが出来上がるんでしょうね。
前々から書いているように、ものにも気持ちがあるんだと思っています。
たとえ、道端に落ちている石ころ一つにしても。
私達は全て一つの意識、波動から出来ていて、ただ私達が見える形が人であったり猫であったり犬であったり、葉っぱであったりありとあらゆるものの形をしているように見えるだけなんでしょう。
当然ギターにしても、完成した状態では一つの意識があり、それをつくるまでの過程で人の気持ちが混ざり合っているんじゃないかと思っています。
だから、人がギターを選ぶんじゃなくて、ギターが人を選んでいることもあると思います。
大切に弾いてくれる人をギターを奏でて楽しい気持ち悲しい気持ち、をギター自体も共に感じたいんだと思います。
音は振動、波動。
それを聞く人と共振して一つの意識が喜んだり悲しんだりしているんでしょうね。